今季はセ・リーグ、パ・リーグ合わせて858試合、そしてポストシーズンは20試合が行われた。試合の数だけドラマはあるが、ユニフォームを着て戦っている一投一打に情熱を燃やす者にはそれぞれ忘れられない一戦がある。12球団の選手、コーチ、裏方38人に聞いた、忘れられない、この一戦――。 写真=BBM 其の一

【評】2対4の9回裏に代打・ビシエドの押し出し死球と阿部寿樹の犠飛で同点。11回に高橋周平の二塁打と2つの四球で一死満塁とし、大島洋平が右翼フェンス直撃の安打で勝負あり
祖父江大輔投手 「大島(大島洋平)さんのサヨナラ打ですかね。延長11回二死満塁から右翼フェンス直撃の当たり。ベンチから見ていたんですが、打席に入る前から『サヨナラになるな』という雰囲気が漂っていました。その試合では僕も9回の1イニングを無失点に抑えたんですが、ほとんど覚えていません(笑)」
其の二
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン