早実・清宮幸太郎、履正社高・安田尚憲、日大三高・金成麗生による「BIG3」に触発されるように、今センバツは好打者が多い傾向にある。例年は好投手が大会をリードする「投高打低」から一転し、2017年春は「打高投低」となるかもしれない。 バットで聖地を制圧!!「打高投低」の予感
前年秋の公式戦から遠ざかるセンバツは、投手の“生きたボール”を見る機会が限られる(対外試合解禁は3月8日)ため、「投高打低」となるケースが多い。だが、今春は好打者が顔をそろえ、夏の甲子園と同様の快打が期待される。
ポジション別に見ていくと、捕手では神戸国際大付高・猪田と福岡大大濠高・古賀が双璧。内野手では、小柄ながらセンスが光る仙台育英高・西巻は1年夏に準優勝を経験している。昨春のセンバツVメンバーだった智弁学園高・太田、宇部鴻城高・嶋谷は攻守で動きにキレがある。安田尚憲とともに履正社高のクリーンアップを張る若林、智弁学園高で主将を務める福元、中学時代にU-15侍ジャパンでプレーした明徳義塾高・西浦も非凡な打撃技術を持つ。
ここまでは3年生の注目選手を紹介したが、2年生も見逃せない。来年夏は甲子園の選手権大会100回大会。スター候補筆頭は清宮幸太郎の次、不動の四番を張り、昨秋までに高校通算23本塁打の・・・
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