パ・リーグ編に続き、7人の野球解説者が“乱セ”のペナント争いを予想。昨季はカープが快進撃を見せ、全国各地のスタジアムが真っ赤に染まったが、今季はどうなる? 伊原春樹「4位まで優勝の可能性はある」

いはら・はるき●芝工大から71年ドラフト2位で西鉄入団。76年巨人に移籍、78年古巣に復帰し、80年引退。西武、オリックスで監督を務める
期待を込めて
DeNAを1位に挙げたい。まず何と言っても打線の軸となる
筒香嘉智の存在感。三冠王も十分狙えるし、揺るぎない成績で勝利を呼ぶだろう。カギを握るのはやはり
梶谷隆幸になるか。投手陣も若手、新外国人などに使えるメドが立っているのは強み。
ラミレス監督も2年目でチームを把握しているし、クレバーな采配が冴え渡るはずだ。
巨人は2位にしたが、投打ともにレベルの高い、層の厚さを誇る。ペナントをけん引する立場であるのは間違いない。3位は
中日。
ビシエド、
ゲレーロの外国人打者が強力で、エースの
吉見一起も完全復活の期待が高まる。
森繁和新監督が守備、そして機動力を重視する考えを持っていることから台風の目になる可能性が高い。昨年の覇者、
広島はやはり
黒田博樹の抜けた穴が大きい。ただ、伸び盛りの若手投手もいる。広島までは優勝の可能性はあるだろう。
阪神は積極的に若手を起用しているが・・・
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