打線の導火線となる一番&二番打者。リーグの違いによって役割も変わってくるががっちりと固定できているチームもあれば、いまだ試行錯誤を続けるチームもあるなど、一、二番事情は様々。各球団の現在地を見ていこう。 ※選手成績は打順別成績。チームDATAの「先発一番」「先発二番」の成績は、先発起用されたすべての一、二番のトータル。記録は6月29日時点。 
一番 茂木栄五郎 54試合 72安打 12本塁打 37打点 44得点 1盗塁 27四死球 3犠打 打率.323 出塁率.394
ここまで一、二番の組み合わせパターンは6通りのみ。そのほとんどが一番・茂木栄五郎、二番・ペゲーロだ。このコンビが
楽天の快進撃を支えた。茂木が12本塁打、ペゲーロが17本塁打と、最大の魅力は両者の長打力。茂木が自ら本塁打を打つこともあれば、茂木が出塁してペゲーロがかえす場面も。この2人で幾度なく得点機を演出してきた。
この不動のパターンが理想と言えるが、シーズンが進むにつれて茂木のコンディションに陰りが見られるようになる。今季19試合目となった4月26日の
ロッテ戦[Koboパーク宮城]を左かかと痛により初めてスタメンを外れると、その後も疲労などで欠場する機会も出てくる。そして6月19日に右ヒジ故障によりとうとう登録を抹消された。
この影響は大きく・・・
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