打線の導火線となる一番&二番打者。リーグの違いによって役割も変わってくるががっちりと固定できているチームもあれば、いまだ試行錯誤を続けるチームもあるなど、一、二番事情は様々。各球団の現在地を見ていこう。 ※選手成績は打順別成績。チームDATAの「先発一番」「先発二番」の成績は、先発起用されたすべての一、二番のトータル。記録は6月29日時点。 
長野[左]と立岡
球団史に残るワースト13連敗など、6月29日時点で5位低迷は、一、二番に問題があったことも要因の1つに挙げられる。
坂本勇人、C.
マギーらクリーンアップは開幕から好調を維持しているが、その前に走者をためられないのだから、得点力(225得点はリーグ最低)が上がらないのは当然だ。70試合終了時点で初回に先制点を挙げた試合はわずか14試合(特に6月はたった2試合)にとどまっているのも、一、二番が機能していないからと見てしかるべきだろう。ベンチも4月26日以降(25日までは開幕一、二番の
中井大介&
立岡宗一郎コンビを我慢の起用)、日替わりとも言えるほど一、二番を組み替えて、全22通り。
高橋由伸監督の苦労がうかがえるが、いまだベストなコンビ確立には至っていない。
そもそも“一、二番迷走”の発端は・・・
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