8月22日~24日、セ・リーグの首位を快走していた広島に暗雲が立ち込めた。敵地・横浜でのDeNA戦でまさかの3試合連続サヨナラ負けを喫し、若き四番・鈴木誠也が試合中のケガにより負傷離脱。赤ヘル戦士たちは最後の試練を乗り越え、悲願の連覇を果たすことができるのか!? 
8月23日のDeNA戦[横浜]の守備で右足首を痛めて退場する鈴木。今季の復帰は難しいと見られる/写真=桜井ひとし
横浜スタジアムに詰めかけた広島ファンが言葉を失った。8月23日に行われたDeNA戦の2回二死。
戸柱恭孝が放った右中間への深い飛球を背走し、ジャンプしながら好捕した鈴木誠也だったが、不自然な形で着地した途端に転倒。起き上がることはできず、右足首を抑えて顔を歪めた。
すぐさま担架で運ばれ、横浜市内の病院での診断の結果、「右脛骨(けいこつ)内果はく離骨折」が判明。長期離脱を余儀なくされた。4月終盤から四番の重責を担ってきた若き主砲離脱の動揺は大きく、2回まで5対0の大勝ムードは一変。DeNAの猛反撃を許し、延長10回に6対7でサヨナラ負けを喫した。
チームは前日と翌24日の同カードでもサヨナラ負けを喫し、同日にはマジックが消滅。鈴木も今季の復帰は絶望と見られ、視界良好だったはずのVロードは不透明との声も。
だが、地元の声援がナインに勇気を与える・・・
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