取材・文=高橋昌江、写真=井沢雄一郎 金本監督のお面をつけたチームメートらに囲まれる馬場。甲子園で新たなスタートを切る
夢は聖地・甲子園に通じていた。清宮、安田を外した
阪神が、3回目の1位入札で
馬場皐輔を指名。ここでも競合したが、
金本知憲監督が交渉権を引き当てると、表情が緩んだ。
「まさか、1位で指名されるとは思っていなかった。ビックリしたのと、安心したという2つの気持ちが混ざり合っています」
直球の最速は155キロ。そこに注目が集まるが、縦横のスライダー、フォーク、スプリット、カーブ、カットボール、チェンジアップと多彩な変化球も抜群だ。
リーグ戦では4年間で167回2/3を投げ、206奪三振。力任せに投げるところがあったが、この秋は力みが取れ、制球力もアップ。精度の高い投球ができるようになり、37回で60奪三振と驚異の数字を出した。その姿から力投派に見られるが・・・
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