来年のチーム作り、未来のチーム構成にとって2017ドラフト会議は各球団にとって成功と言えたのだろうか。ここでは本誌球団担当が「運命の10.26」を厳格に判定し、点数をつけた。また今ドラフトの収穫と誤算、そしてこの結果から見えてくる戦力構想とは──。 採点は100点満点。「近年3年間のドラフト指名内訳」表は入団拒否者を含む。育成指名は含まない ロッテ 採点80点。一塁候補の清宮を逃す
和製大砲の不在──。最大の補強ポイントを埋めることに成功した。第1回入札で
清宮幸太郎(早実)を逃したが、第2回入札で同等の評価を与えていた
安田尚憲(履正社高)の交渉権を3球団競合の末に獲得。社会人トップクラスの呼び声高い
藤岡裕大(トヨタ自動車)を筆頭に2位以降はバランスよく社会人の即戦力を確保した。未来の四番候補獲得と戦力充実を同時に果たし、
井口資仁新監督も納得のドラフトだったはずだ。 (TS)
指名選手リスト
入札(1) ×清宮幸太郎
1位 安田尚憲(内野手・履正社高) 高校通算65本塁打。総合力では清宮以上の評価を受ける左のスラッガー。チーム待望の和製大砲候補。
2位 藤岡裕大(内野手・トヨタ自動車) 高いレベルで攻守走を兼ね備えた内野手。亜大、社会人でも侍ジャパン入りした正真正銘の即戦力。
3位 山本大貴(投手・三菱自動車岡崎) 独特の左腕の振りからキレのあるボールを投じる。即戦力の期待がかかるが伸びしろも大きい大器。
4位 菅野剛士(外野手・日立製作所) 社会人でもトップクラスの巧打のオールラウンダー。巧みなバットコントロールで安打を量産する。
5位 渡邉啓太(投手・NTT東日本) 細身だがカットボール、スライダー、ツーシーム、チェンジアップと変化球は多彩にしてキレ味鋭い。
6位 永野将司(投手・ホンダ) 左ヒジ手術による浪人生活を経て復活した苦労人。発展途上ながら150キロ超を投じる潜在能力は抜群。
育成1位
和田康士朗(外野手・BCL/富山)
育成2位
森遼大朗(投手・都城商高)