ドラフト、さらに日本シリーズも終わり、各球団の補強への動きが本格化してきた。果たして、あの選手をあの球団は本当に獲得するのか。いや、むしろ本当に必要なのか。今回は12球団の現状の戦力を分析し、補強ポイントを探っていく。 ※情報は11月12日現在 監督 高橋由伸(3年目) 吉村禎章氏を招へいし、打撃コーチ3人体制で得点力アップ図る
村田放出の意味
セ・リーグでは最少失点、防御率僅差で2位の投手力がなければ、終盤戦のCS争い(敗れたが……)、4位フィニッシュもままならなかっただろう。エースの菅野を筆頭に、M.
マイコラス、田口の先発3人で27の貯金を稼ぎ、主要投手3冠を独占と、この3本柱は12球団でも1、2を争う安定感を誇った。ただし、マイコラスがメジャー再挑戦の意思を示しており、加えて5年連続50試合以上登板の鉄腕S.
マシソンも7年目の契約延長をせず、メジャー復帰の意欲を口にするなど、先発・中継ぎの大きな柱を失う危機に直面している。目下の最重要事項は2人を全力で引き止めること。流失を許すことになれば、戦力の大幅減は避けられない(チーム力評価は最悪を想定)。
昨オフに獲得した
山口俊(泥酔暴行で今季中は謹慎)、吉川光、森福は期待外れ。18年も一軍戦力の候補ではあるが・・・
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