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12球団投手力CHECK

【12球団投手力CHECK】西武 カギは先発陣の充実度

 

先発、救援、抑え──。強固な布陣を築くべく、投手陣の整備を進める各球団。キャンプも終盤にさしかかり、実戦も増えてきたとあって開幕へ向けた投手布陣が見え始めてきた。補強選手の状況に現有戦力の成長などを含め、12球団の投手力を総チェック。勝利の目算が立つのは、どこだ!?
評価基準S=不安なし、A=不安ややあり、B=不安あり、C=不安大
評価基準◎=好成績維持or改善の可能性大、○=好成績維持or改善の可能性あり、△=成績低下の可能性or改善の不安あり、×=成績低下の可能性or改善の不安大


【2017成績】
チーム防御率3.53 パ・リーグ3位(6/12位)
先発防御率 3.64 パ・リーグ3位(4/12位)
救援防御率 3.32 パ・リーグ4位(6/12位)

【2018戦力分析】
チーム防御率 総合評価
先発防御率  戦力評価
救援防御率  戦力評価

先発が期待されるカスティーヨら、新外国人投手の出来も大きなカギを握る


エースの菊池は開幕へ順調


 先発陣を引っ張るのは、今年もエースの菊池雄星だ。3年連続の開幕投手が決定。キャンプも順調だ。序盤は寒さもあり、「慎重すぎるぐらい慎重に」投げていたが、日程の消化に合わせるかのように力が入ってきた。球威は、やはり群を抜いている。さらに規則改正により、いわゆる二段モーションが可能となった。菊池にとって、二段で投げることが目的ではなく、あくまでスムーズな体重移動を伴う理想のフォームを目指した結果が二段モーションだった。ただ、昨季は反則投球の指摘を受けたこともあり、今回の改正が追い風となるのは間違いない。

 新球にも取り組んでいる。昨季まで1試合2、3球だったフォークの割合を増やすべく、ブルペンで積極的に投球。さらに「初めて投げた」というツーシームも試している。投球の幅を広げることで、昨季以上の活躍が期待される。

中継ぎ左腕の武隈が先発も


 菊池が万全に来ている一方で、昨季11勝を挙げた野上亮磨が抜けた先発陣を、どうそろえるかが課題となっている。現状では、昨季8勝の十亀剣が2番手となりそう。残りを、B.ウルフ、多和田真三郎岡本洋介高橋光成、新加入の高木勇人、カスティーヨ、新人の齊藤大将伊藤翔らで争う。さらに、中継ぎとして3年連続50試合以上登板の武隈祥太を先発に回す案がある。先発左腕が不足しているチーム事情があるが、昨秋に高橋朋己が戦列復帰し、3年目の野田昇吾も成長したことで、中継ぎ左腕の層が厚くなったこともある。土肥義弘投手コーチは「武隈はオープン戦は先発で。最終的にはチーム状況を見て決める」方針だ。

 救援陣に関しては、抑えは今季も増田達至が構える。昨季28セーブを挙げた一方で、5敗を喫した。安定感を増すためにも、オフから縦に落ちるスライダーの習得に取り組む。空振りを取れる球を加えることで絶対的な守護神を目指す。

 中継ぎは牧田和久、シュリッターが抜けた穴をどこまで埋められるかがポイント。先に述べたように左は実績のある高橋朋が復帰したのは大きなプラス。野田の伸びしろにも期待。経験のある小石博孝もいる。右は平井克典大石達也と新加入のワグナーが軸となりそう。これに台頭が望まれるのが2年目の中塚駿太。150キロ前後の直球と、120キロ弱のパワーカーブとのコンビネーションが武器。辻発彦監督の期待は大きい。

2018予想投手陣


【先発】
◎ 菊池雄星※
○ 十亀剣
○ ウルフ
○ 高木勇人
○ 多和田真三郎
○ カスティーヨ
【中継ぎ】
○ 武隈祥太※
○ ワグナー
◎ 高橋朋己※
○ 野田昇吾※
○ 平井克典
○ 大石達也
【抑え】
○ 増田達至
※左投げ。評価基準◎=好成績維持or改善の可能性大、○=好成績維持or改善の可能性あり、△=成績低下の可能性or改善の不安あり、×=成績低下の可能性or改善の不安大
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