先発、救援、抑え──。強固な布陣を築くべく、投手陣の整備を進める各球団。キャンプも終盤にさしかかり、実戦も増えてきたとあって開幕へ向けた投手布陣が見え始めてきた。補強選手の状況に現有戦力の成長などを含め、12球団の投手力を総チェック。勝利の目算が立つのは、どこだ!? 評価基準S=不安なし、A=不安ややあり、B=不安あり、C=不安大
評価基準◎=好成績維持or改善の可能性大、○=好成績維持or改善の可能性あり、△=成績低下の可能性or改善の不安あり、×=成績低下の可能性or改善の不安大 
エース・涌井の残留もあって先発陣の“コマ”は豊富。各投手が自らの持てる力を発揮することができるか
先発・リリーフとも安定感を欠いた昨季
チーム防御率は12球団最低の4.22。救援防御率に至っては4.44では、最下位に沈んだのも仕方がない。先発陣では
涌井秀章と
石川歩の両輪がそろって期待を裏切り、
二木康太1人が奮闘したのみ。リリーフ陣も抑えの
益田直也が開幕直後から炎上を繰り返し、
内竜也はケガなく1年間を完走したが終盤に息切れ。新人・
有吉優樹が救世主になったものの、
大谷智久に続く救援陣はそろって安定感を欠き、層の薄さを露呈した。
ただし、より深刻だった・・・
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