開幕8連勝の西武が首位を走り、前年最下位のロッテが3位に食い込むパ・リーグ。空前の大混戦となっているセ・リーグでは、8連勝のDeNAが首位に立った。果たして、いま12球団に何が起こっているのか。今回は“春の陣”の焦点を徹底検証する。 写真=榎本郁也 
最下位転落翌日の4月12日のDeNA戦[東京ドーム]で四番に座ったC.マギーがクリーンアップ初本塁打を放つ
上原浩治の復帰ショーなどもあり、開幕2カードをそれぞれ勝ち越してスタート(4勝2敗)はまずまず。ところが、いきなり試練が訪れる。続く、ヤクルト、DeNAと2カードで6連敗を喫し、なんと2180日ぶりに単独最下位に。果たして巨人に何があったのか。投打の2つの視点からそのナゾに迫る。 最下位のナゾ1 打撃陣
Q. 昨年同様に打線は低調なのか? A. NO!最下位転落時点で12球団最高打率.279 4月15日の
広島戦(東京ドーム)に敗れ、3カード連続の負け越しとなった巨人は、リーグ最速で10敗目(5勝)を喫した。巨人がリーグ最速で10敗となるのは1947年以来、実に71年ぶりのこと。今季は10敗すべてで先制点を許しており、苦しい戦いを余儀なくされている。とはいえ・・・
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