9月15日からの西武対ソフトバンクの天王山は3連勝で獅子が鷹を突き放した。劇勝の要因は看板の強力打線。相手エースの千賀滉大を打ち崩すなど、優勝への勢いを加速させた。 文=中島大輔 写真=高塩隆 
初戦、第2戦[写真]で計3本塁打を放った山川
アリスブルーの空から小雨が振り注ぐ中、まだ照明がまったく灯されていないメットライフドームは天王山を前に静けさに包まれていた。
9月15日、3.5ゲーム差で迎えた西武対ソフトバンクの第1ラウンド開始を約5時間後に控えた朝9時14分、真っ先に戦場に姿を見せたのは2013年のドラフトで同期入団した
山川穂高と
森友哉だった。ホームゲームではいつも誰よりも早くグラウンドにやって来る2人は、この日も同じようにストレッチ、外野でのランニングで体を温めていく。
本塁打、打点でリーグトップを走る山川は今回の首位攻防3連戦に懸ける特別な気持ちを明かした。
「ソフトバンクを意識しまくっていきたいですね・・・
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