
今年は5度にわたる抽選バトルが展開された
午後3時過ぎ、グランドプリンスホテル新高輪のロビー付近は、
大勢の関係者でごった返していた。メディアの人たちはホテルに入る人の動きに目を光らせている。直前まで、何らかの情報を得たいのが記者の性。知りたいことは一つ、「1位に誰を指名するか」だ。
午後5時過ぎ、ドラフト会議がスタート。メディアは別室で無音のテレビモニターを見守ることになる。一番人気は「6球団指名か」ともウワサされた
根尾昂(大阪桐蔭高)。どの球団が、そしていくつの球団が指名するのか。1位入札の作業が終わるころには、パソコンのキーボードをたたく音も弱まっていた。
「
藤原恭大」。根尾の指名が濃厚と目されていた
楽天が、フタを開けてみれば……。すると
阪神、
ロッテと3連続で藤原の名が読み上げられ、そのたびに記者室の・・・
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