2018ドラフト1位クローズアップ

ソフトバンク1位・甲斐野央(東洋大) 日本を代表するクローザーへ「自分の持ち味である負けず嫌いを出してやっていきたい」

2018年11月7日(水) 11:00 2

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が10月25日、東京都内のホテルで開催された。広島とソフトバンクによる日本シリーズ開幕2日前、全国の野球ファンが逸材たちの人生の岐路に注目。NPBドラフトで83人、育成ドラフトで21人の計104人が指名された運命の「10.25」を徹底特集する。
取材・文=佐伯要　写真=高塩隆

「抑え」「新人王」と明確に目標を口にできる点も甲斐野の魅力である

　東洋大でも今夏の侍ジャパン大学代表でも守護神を務めた甲斐野央は、ソフトバンクからの1位指名を受け、引き締まった表情で言った。

「目標は新人王。将来的には日本を代表する抑え投手になりたい。指名の順位が上だからといって、プロで活躍できるわけではない。自分次第だと思っています」

　神宮球場での学生最速記録である158キロを誇る直球と140キロ前後のフォークが武器。「剛腕」の印象が強いが、甲斐野は・・・