熱戦に終止符を打つと、ベンチから飛び出すナインに、歓声が鳴りやまないスタンド。歓喜に沸くサヨナラゲームは今季、60試合を数えた。その中で、本誌選定1位は“逆転の”と形容される広島の試合だ。“山賊”と呼ばれた強力西武打線を印象付けた大逆転勝利もランクイン! 丸、鈴木の連続弾でミラクル!

サヨナラ弾の鈴木誠也[写真左・背番号51]を出迎える広島ナイン
真っ赤に染まったスタンドの興奮冷めやらぬ中、再び快音を残した打球が左翼席へ消えていく。最大7点差からの逆転サヨナラ。劇的勝利が、リーグ3連覇へ突き進むチームの勢いを物語っていた。
野間峻祥の遊撃への内野安打に代打・
バティスタが中前打で続くと、
丸佳浩が同点弾。3点差を追いつき、マツダ広島はお祭りムードに。これで終わりではない。「次の打者につなぐ気持ち」と四番・鈴木誠也が打席に立つと4球目のスライダーを一閃。「良い感触だった」と打った瞬間の一発にスタンドのファンは再び総立ち。丸、鈴木の連続弾でサヨナラ勝利を飾った。
“劇的勝利”以上に・・・
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