決してじょう舌なタイプではない。その分、鍛え上げられた肉体がどこまでも雄弁だった。ヤクルトからドラフト2位指名を受けた中山翔太は、自らの愛称を「燕のきんに君」に変え、神宮で大暴れする日を夢見ている。 取材・構成=富田庸 写真=菅原淳、BBM 
最も自信のある部位は腕。丸太のような太さにバレンティンも真っ青!?
トレーニングで激変した体型
12月7日、ファン500人が見守る中、東京・新橋のヤクルトホールで行われた新入団会見。中山翔太は、さっそくファンの心をつかんだ。司会者に「趣味は?」と聞かれると、マイクを持つなり「筋トレです」と即答。「腕の筋肉を見せてほしい」のリクエストにワイシャツをまくり上げるものの、「(腕が太くて)これ以上は上がりません」と苦笑い。会場は爆笑の渦に包まれた。スワローズファンはすでに「きんに君」のキャラクターを認知しているのだ。
「髪型は丸刈りでいかつい風貌、関西出身でやんちゃな一面があるのかと、最初は思われるはずです。でも・・・
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