球春到来。宮崎、沖縄を中心とした国内のみならず、遠くアメリカ・アリゾナの地で恒例の春季キャンプがスタートした。自軍の戦力を分析した上で強みを伸ばし、課題の強化改善を図る貴重な1カ月間。キャンプから見えてきた各球団の“最新の戦力”を分析する。 
キャンプ初日から紅白戦を行い、試合後に一、二軍を振り分けたが、合同キャンプのためアピールの場には事欠かない
チーム内競争の活性化
キャンプ初日、宣言どおりに行われた12球団最速となる紅白戦で、いきなり戦力底上げに向けた期待がふくらんだ。
紅組の先発は
涌井秀章、白組は
石川歩、両軍のオーダーには
角中勝也、
井上晴哉、
中村奨吾、
鈴木大地といった実績組が名を連ねる中で、必死のアピールを見せたのはレギュラー争いや開幕ベンチ入りの当落線上にいる選手たちだった。
2回、先制の右越えソロを放ったのは・・・
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