令和時代が始まり、平成が終わった。平成時代にはプロ野球界でもさまざまな選手が活躍を見せた。今号では、さまざまな記録のランキングとともに、平成年代のプロ野球を数字で振り返ってゆく。ここからは打撃編。東京ドーム開場の翌年に始まった平成時代は、昭和時代より一回り大きくなった球場を舞台に、打者がパワーアップを競った時代でもあった。盗塁などは全体に昭和時代より減ったが、逆に走れる選手はそれだけ希少価値を持ったともいえる。平成時代に輝いた打者たちの記録を見ていこう。 ※通算記録の表の選手の名前の表記と所属は平成31年4月30日時点(NPB現役は現所属。その他はNPB一軍出場最終所属)。表中☆は2019年のNPB現役選手、+は昭和時代にも実働成績のある選手。年数は実働 
476本で通算トップの金本知憲。広島で244本、阪神で232本と、広島で放った本塁打のほうがわずかに多い
本塁打王のタイトルはないが、実働21年の金本知憲が476本でトップ。広島時代は11年間で244本、阪神時代は10年間で232本を放っている。2~6位までの選手も複数球団でプレーしており、単一のチームでは
阿部慎之助の399本が一番だ。
金本の本塁打率(打数÷本塁打)は18.73でしかないが、100本塁打以上放った中で最も本塁打率がいいのは
デストラーデで11.35。以下、
ブライアント、
ペタジーニ、
バレンティン、
タイロン・ウッズ、
アレックス・カブレラ、
タフィ・ローズ、
ジャック・ハウエルと外国人が続く。日本人トップは6度の本塁打王に輝いた・・・
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