ビハインドから試合をひっくり返し、首位争いを繰り広げる“逆転イーグルス”の強さの秘密とは――。楽天OBでコーチも務めた礒部公一氏に、現在のチーム事情を解説してもらった。 ※成績は6月9日現在 
19セーブはリーグトップ。安定感抜群の松井
【投手編】先発を中継ぎでカバー
今季に関しては、Wエースの先発、
岸孝之と
則本昂大が故障で抜けていたところで、リリーフ陣の頑張りが大きかったと思います。中継ぎもそうですが、抑えの
松井裕樹は防御率もいいしセーブもリーグトップ。リリーフ陣が安定していると、序盤にリードされていても、後半、打線が逆転すれば抑えてくれるという信頼感が、今のリリーフ陣にはあると思います。前年結果を出せなかった松井は、年間70試合くらいのペース。オーバーペースを心配する声もありますが、問題ないと思います。彼は体は小さいけれどタフな投手。最後まで必ずやってくれるはずです。
中継ぎは、
福山博之の穴を補っている
宋家豪の存在が際立ちます。今は
ハーマンも抜けていますが、
ブセニッツが出てきましたし、何とかやり繰りできています。楽天の中継ぎが良い理由の一つに・・・
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