下馬評が低かった中での躍進を導いたのは、ルーキーだけではない。確かな実力でチームをけん引する投打の主役たちを紹介する。 ※成績は6月9日現在 写真=高塩隆 岸孝之 帰ってきたエース

岸孝之投手/35歳/宮城県出身
まさかのスタートだった。
則本昂大の故障もあって大黒柱の活躍が期待された岸孝之だが、開幕戦の5回途中で左太もも裏の違和感を訴え、降板。当初は、
平石洋介監督が「1試合飛ばそうか」と話していたように軽症と思われたが、意外と長引いてしまった。復帰は5月25日の
オリックス戦(
楽天生命パーク)にずれ込むも、さすがの安定感で7回1失点と好投。ただ、チームは逆転負けで笑顔はなかった。
初勝利は続く6月2日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)だ。「勝った瞬間、このためにやっていたんだとあらためて思った」とホッとした表情で語る岸だが・・・
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