10代の記録を塗り替え続ける村上宗隆。打撃におけるすごさはどこにあるのか。ヤクルト前監督の真中満氏が今季の活躍ぶりと打撃技術を解説する。 取材・構成=富田庸 写真=BBM 
ヤクルト・村上宗隆
ルーキーイヤーの昨季終盤、初打席初本塁打で上々のプロデビューを飾り、今季は開幕スタメンに抜てきされました。そしてレギュラーに定着し、現在はセ・リーグの本塁打、打点部門でトップを争っています。正直に言うと、2年目の今季にここまで打つとは予想もしていませんでした。「良くて20本塁打」と考えていましたので、私の予想のはるか上をいく活躍ぶりを見せていますね。
変化球への対応はある程度できると思っていたので、あとは一軍レベルの速球にどれだけついていけるか。開幕当初はかなり苦労していたようですが、夏場に入るとしっかり対応できるようになっていました。
シーズン途中には四番の重責も背負ったりしましたが、性格的に・・・
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