いよいよ間近に迫ってきた2019ドラフト会議。ここでは過去の指名傾向と抽選の“強さ”を振り返りながら、今年の12球団のドラフト戦略と1位指名を展望していく。 写真=BBM 
ドラフト1位は15年入団の山崎[写真]から5年連続で大学生投手
10月1日、球団は10選手に対して来季の契約を結ばない旨を発表した。例年になく多数の「戦力外通告」は、チームの編成が転換点を迎えている証しと言える。22年ぶりのリーグ2位を獲得したとはいえ、優勝した
巨人との戦力差は明らかだった。特に故障者が続出したシーズン終盤、ファームからフレッシュな戦力を一軍に送り込むことができなかった。1日に発表された首脳陣の決断は、チーム力を底上げするための「血の入れ替え」であると同時に、チームの将来を担う逸材獲得という面で、今秋のドラフトは質、量ともに積極的な選手獲得に動くと予想される。
昨年は第1回1巡目入札で
小園海斗(現
広島)を指名したように、高校生内野手、特に二遊間が補強ポイントに挙げられる。上位候補の中では、三塁が本職の
石川昂弥(東邦高)よりも、遊撃守備に定評のある地元・桐蔭学園高の
森敬斗のほうが・・・
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