いよいよ間近に迫ってきた2019ドラフト会議。ここでは過去の指名傾向と抽選の“強さ”を振り返りながら、今年の12球団のドラフト戦略と1位指名を展望していく。 写真=BBM 
16年ドラフトで単独指名の大山[右]、18年の外れの外れ近本[左]と指名内容に関係なく1位指名は主軸として活躍中だ
9月25日に球団事務所でスカウト会議を開いた。ここでドラフト1位指名候補を10数人に絞り、さらに高校生から社会人まで80人の指名リストを作成した。
その中で1位指名の最有力と見られるのが
奥川恭伸(星稜高)。もちろん
佐々木朗希(大船渡高)も候補に挙がっており、今後どちらを選ぶか、
矢野燿大監督の意見を取り入れつつ決めていくことになる。「前日か当日という形でギリギリまで(1位を考える)。別に公表する必要もない」と
畑山俊二総括スカウトはコメントしており、例年どおり入札するまで誰を1位指名するか分からない状況だ。
この2人を指名した場合、競合になることは必至で、今年も例年どおり矢野監督がクジを引くことになりそうだ。ここ10年間で4人の歴代監督がクジを引いてきたが・・・
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