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取材・文=依田真衣子、写真=榎本郁也、BBM
「資料収集」が最大の役割
東京都内のホテル。「ドラフト会議会場取材」において、最大の仕事は資料集めだ。交渉権確定後、各球団の広報担当者が、五月雨式に指名選手のプロフィルが書かれた用紙を持って、メディアワーキングルームへやって来る。その場に待機する各社担当は、それをすぐさまピックアップ。育成ドラフトを含めて全選手分、漏れなく集めなければならない。
身長、体重、生年月日はもちろんのこと、誌面を編集する上で大事な資料となる。一番下に書かれている「スカウト評」も指名選手を紹介する上では、貴重な情報源だ。
「1枚も取り逃せない……」とピリピリするワーキングルームの隣には、例年・・・
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