2020年シーズンは例年よりも早く、セ・パ両リーグとも3月20日に開幕する。東京五輪が開催されるため夏場に一時中断される、普段とは違うペナントレースを制するのはどのチームか。本誌編集部がどこよりも早く、戦力を分析する。
※データは2019年12月23日現在。評価はA～Eの5段階


　2019年の契約更改は予想に反して全体的に“暖冬”となった。シーズンは5位に終わったが、日本人の主力は軒並みアップ。一方で外国人選手の総年俸は大きくダウン。助っ人勢の不振が最終的にBクラス転落の要因につながっただけに、明暗が分かれるオフとなった。

　それを踏まえて獲得したのがビヤヌエバ。19年は巨人でプレーした強打の三塁手。チームの補強ポイントに合致する戦力として、白羽の矢を立てた。レアードが抜けた三塁手は最後までレギュラーを固定できず、複数の選手が挑戦して日替わりで回したが・・・