12球団ワーストの防御率だった投手陣を引っ張るため、捕手陣には安定したリード、守備力が求められている。楽天から嶋も加わり、正捕手争いは激しさを増すが……。 
昨季は中村が123試合でマスクをかぶったが……
守備力がすべて
昨季までの正捕手は、選手会長も務める
中村悠平だ。15年から5年連続100試合以上に出場。昨季は126試合出場で規定打席に到達し、打率.269と、捕手としては申し分ない数字を残した。2018年は、試合途中で代打を送られることも多かったが、昨季は自己最多の53四球を選ぶなど、出塁率も自己最高の.373。バッティングでは、充実感をにじませていた。
だが、チームは断トツの最下位。「チームの勝利、成績に直結するポジションなので、悔しいシーズンではあった」と中村は振り返る。防御率に至っては、12球団ワーストの4.78。これに関しても「責任を感じます」と反省の弁を口にした。
今季、
高津臣吾監督以下、新体制となったチームは、投手陣再建という大きな課題に向け、楽天を自由契約となった
嶋基宏を・・・
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