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2020ユニフォーム大特集 グラウンドに咲く花

日本ハム・斬新なアイデア満載の左右非対称デザイン/12球団歴代ユニフォーム事情

 

最先端と洗練さを兼備


1974前期 HOME

日本ハムの初代ユニフォーム[前期に着用]。ラインと文字には紺と赤が使用され、帽子とストッキングにはnhマークが縫い込まれている/野球殿堂博物館所蔵


 日本ハムとなってからの最初のモデルは白地に赤黒のラインが入ったデザインに。胸文字にはFightersが初めて登場し、ビジター用のベースには鮮やかなスカイブルーが採用された。だがこのユニフォームも短命に終わり、74年の後期からはホーム、ビジターともにストライプ柄になった。

1974後期-78 VISITOR

鮮やかなブルーに胸マークには丸いナール文字でNippon Ham。イメージは“ファンシーなパジャマ”で、ベルトレスタイプとなっている/ミッチェル


1979-81 HOME

日本ハムになってベルトレスからベルト式にマイナーチェンジされたモデル。白、オレンジ、紺のバランスの良さが引き立つユニフォーム/高橋一三


 79年からはベルト式に変更され、81年の優勝を飾った際にはそれを記念してファンの記憶にも印象深いオレンジが目を引く新たなモデルへと変更した。以降、本拠地を東京ドームに移した88年からはフロント部分を白いデザインにマイナーチェンジ。さらに93年に9年ぶりにチームに復帰した大沢啓二監督になるとユニファームを新調。81年の優勝時にならい、ストライプデザインが再び採用された。

1982-92 HOME

白地にオレンジと黄色を採用したオールドファンには印象深いユニフォーム。胸文字の青が全体のバランスを保つ良いアクセントになっている/西崎幸広


1982-92 VISITOR

ベースカラーにバーニングカラー(燃える色)と名付けられたオレンジと黄色のアバンギャルドなデザイン。ファンには根強い人気を誇った/津野浩


1993-2003 HOME

93年に大沢啓二監督の復帰にともない、81年優勝時と同じストライプに戻した。胸文字もFsに変更して上品な仕上がりに/野球殿堂博物館所蔵


1993-2003 VISITOR

日本ハムの東京時代で長く着用された。ビジター用はホームとは一転してグレーを基調にした。胸文字もNIPPONHAMになっている/正田樹


2004-10 HOME&VISITOR&練習用ジャージ

北海道移転と同時に発表された真新しいユニフォーム。写真中央の白がホーム用、グレーがビジター用、黒が練習やトレーニングなどで使用するモデル


2004-10 HOME

北海道をイメージさせる白に今までの球界にはなかった左右非対称のデザインが目を引く。手がけたのはアメリカのSME社だった/SHINJO


2004-10 VISITOR

ビジター用は上下ともにグレーを基調にしたデザイン。左右非対称デザインは変わらず、胸文字はNIPPONHAMとなった/小笠原道大


 北の大地に本拠地を移転し、北海道日本ハムファイターズになった2004年からは球界では類を見なかった“左右非対称デザイン”の新時代を予感させるユニフォームが登場。さらに07年からは「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」としてホームゲームで数試合着用する限定モデルも登場。以降も北海道を連想させるスカイブルーをはじめ、ラベンダー、ゴールドと毎年趣向を凝らしたカラーデザインでファンを楽しませている。

2007 WE LOVE HOKKAIDOシリーズ

毎年期間限定で着用されるWE LOVE HOKKAIDOシリーズの07年度版。ユニフォームだけでなく、帽子の庇にも鮮やかなスカイブルーが使われている/金子誠


2009 WE LOVE HOKKAIDOシリーズ

北海道にある富良野のラベンダー畑をイメージさせる女性ファンからの人気も高かったモデル。濃紺とのバランスも良く、完成度は高い/菊地和正


2010 WE LOVE HOKKAIDOシリーズ

毎年趣向を凝らした限定モデルの中でも印象深い1着。光り輝くゴールドが採用され、スタイリッシュという観点では同企画の中ではNo.1/ダルビッシュ有


2017 WE LOVE HOKKAIDOシリーズ

この年はガラリとイメージを変え、濃紺と赤のインパクトがあるモデルを採用。胸文字には北海道のHが大きく入った/大谷翔平


 11年に左右非対称デザインは踏襲された上で、ホーム用がブルーとスノー・ホワイト、ビジター用にはこちらも球界では初となる「豊穣の実り」を表すハーベスト・ゴールドが採用された洗練されたユニフォームが登場。10年目を迎えた2020年シーズンも着用されている。

2011-現在 HOME

北海道の澄んだ青空のスカイブルーと大地を覆うスノー・ホワイトを採用した現在使用中のモデル。写真では見えないが、襟元には優勝回数の星が縫い込まれている/吉田輝星


2011-現在 VISITOR

球界では初となるハーベスト・ゴールドが採用された現在のビジター用モデル。キャップやヘルメットもFではなくHが使われている/清宮幸太郎


ユニフォームANOTHER STORY #1 日拓時代の「七色ユニフォーム」


73年後期に登場した七色のユニフォーム。左から中原勇渡辺秀武大下剛史藤原真中原全敏山崎武昭三浦政基


 1973年後期の数カ月のみ着用された「七色のユニフォーム」。制作当初はすべての種類をローテーションで回していく予定だったが、当時の土橋正幸監督が勝ったときのモデルを何度も着回したため、登場回数にかなりの偏りが出てしまった(一番多かったのはオレンジであり、着ないまま終わったカラーもあった)。また、このユニフォームで一番苦労したのは用具係。遠征の際には何百枚ものユニフォームを準備しなければならなかった。おそらく2度とお目にかかれないユニフォーム史に残る試みだったといえる。

ユニフォームANOTHER STORY #2 鎌スタ限定モデル



 千葉県・鎌ケ谷市にあるファーム施設。通称「鎌ケ谷スタジアム」と呼ばれ、充実した施設と趣向を凝らしたファンサービスで二軍では異例の観客動員数を誇っている。さらに地域密着を目指し、地元・鎌ケ谷市のシンボルカラーである緑と太陽を表現した鎌スタ限定ユニフォームが2008年に誕生。選手やマスコットのカビーも試合で着用し、毎年のようにデザイン面でプチリニューアルを重ねながら、イースタン・リーグの試合がある日にはスタンドがグリーンに埋まるのはもはや見慣れた光景となった。

二軍専任マスコットのカビーも着用

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