サンタマリアで
1976-80 HOME 
長嶋茂雄監督就任の75年に文字がSFジャイアンツ型に変更されシングルラインに。76年モデルから左肩に初めて「YOMIURI」が入る/野球殿堂博物館所蔵
現代はライン、胸マーク、背番号ともにオレンジと黒がベースカラーとなっているが、この2色が設定されたのは53年のことだ。この年、戦後初めて海外キャンプを行い、アメリカのカリフォルニア州サンタマリアへ飛んだ。このとき、ユニフォームを現地のウィルソン社にオーダーしているのだが、当時のニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)とまったく同じデザインに仕上がったため、そのチームカラーであるオレンジと黒を東京の
巨人も踏襲することに。以降は現代まで伝統球団の不変のチームカラーとして受け継がれている。
なお、サンタマリアキャンプから帰国後、ペナントレース用に微調整が加えられているのだが(リサイズ)、当時チームを率いていたのが伊達男で知られる
水原茂監督で、スポーツ用品メーカーではなく・・・
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