ロッテによる下克上日本一(2010年)、楽天の球団創設9年目での初優勝、日本一(13年)もあったが、近年ではソフトバンク、西武が2強を形成。パ・リーグ激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。 ※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出 
リーグ3位から日本一となった2010年。史上最大の下克上を成し遂げた
史上最大の“下克上”で始まった2010年代。就任1年目の
西村徳文監督の下、2010年は最終盤まで続いた5チームによる上位争いに踏みとどまって3位に入ると、CSを勝ち抜き、日本シリーズで
中日を破って“下克上”を遂げ、チームは勢いに乗りつつあった。
だが、シーズン206安打で首位打者を獲得したリードオフマンで主将の
西岡剛が同年オフにメジャーへ。抑えの
小林宏も
阪神に移り、翌11年は最下位に暗転……。12年も開幕4連勝を飾って前半戦を首位ターンも、夏に失速して2年連続のBクラスに沈んだ。そんなチームの再建を託されたのが
伊東勤新監督だ。「俺が最大の補強」と指揮を執った13年は3年ぶりのAクラスとなる3位に。だが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン