6月19日、待ち焦がれた球音がスタジアムに帰ってくる。無観客、120試合制で幕を開ける異例のシーズンは、未知の要素が多く、プレーする選手たちさえ手探り状態。しかし、誰もが経験したことのない状況は、裏を返せばどの球団にもチャンスがあると、とらえることができる。2020年をいかに戦うのか、12球団の思惑をみていこう。 ※情報は5月29日時点 【CHECK 1 過密日程を投げる先発ローテ】力のあるものからドンドン投入

先発争いを続ける2年目の高橋。優先順位を上げることができるか
キャンプ時点では先発ローテーションの表・裏の概念をなくし、力のある投手から順番につぎ込んでいくプランが浮上していた。これをベースに考えていくと、左ヒジ違和感から戻った
C.C.メルセデスを加えた上記が、現状のプライオリティーの高い6人。エースの菅野以下、先発復帰の田口、昨季8勝のメルセデスが実績のある投手だが、新外国人のA.
サンチェス、高卒2年目の戸郷、サイドスロー転向で先発枠に加わった鍬原は計算が立つわけではなく、この3人の中から1人でも力を示せれば御の字か。6人以外には・・・
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