ここからは球団別にルーキーの活躍を紹介する。彼らがプロ1年目に残した成績と衝撃は、どれほど大きなインパクトがあったのか。 ※【数字】はドラフト順位。(新)は新人王。年齢はその年の満年齢。セーブは1974年以降、ホールドは2005年以降の選手が対象 
荒巻淳・新人年に26勝を挙げ、チームを初代・日本一に導いた
のちにチームの顔へ
2リーグ制となった1950年に毎日オリオンズとしてスタートした球団は、初年度に前年の都市対抗野球を制した別府星野組のエース・荒巻淳を獲得。そんな速球派左腕が新人年からフル稼働し、26勝8敗という圧倒的な成績を挙げてチームを初代パ・リーグ王者&日本一に導いた。その後も躍動する新人は多数おり、55年には早実からテスト入団した
榎本喜八が、高卒ながら146安打をマーク。今なお高卒新人の安打記録として残っている。通算2314本を放った男は、1年目からすでに“安打製造機”と呼ばれていた。
69年には近大からドラフト1位で入団した・・・
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