2000年代以降のNo.1に選出した2012年の「大谷・藤浪世代」に負けない強烈なインパクトを残したのが、田中将大らが躍進した「マー君世代」。ここからはNo.2以降の世代を紹介していこう。 田中将大 05春、05夏、06夏

駒大苫小牧高―楽天07(1)―ヤンキース14
「奇跡の世代」。そう言ってもいい。スター選手が数多く台頭しており、歴代の中でも間違いなくトップ3に入るのが、田中将大(駒大苫小牧、現ヤンキース)を筆頭にした1988年生まれだ。3年夏の甲子園決勝。田中と“ハンカチ王子”こと早実の
斎藤佑樹(現
日本ハム)の意地と意地がぶつかり合い、37年ぶりの引き分け再試合となった熱闘は高校野球史に残る名勝負だった。
斎藤佑樹 06春、06夏

早実―早大―日本ハム11(1)
ほかにも最後の夏こそ地区大会で涙をのんだが、1年夏に鮮烈な印象を残したPL学園の
前田健太(現ツインズ)、甲子園出場はないが、当時から高い打撃センスに定評のあった横浜創学館の
秋山翔吾(現レッズ)など、NPBを経てメジャーにはばたいた選手も数多く生まれた。
前田健太 04夏、06春

PL学園高―広島07(1)―ドジャース16―ツインズ20
また彼らと並んでこの年代のアイコンとも言えるのが光星学院の
坂本勇人(現
巨人)。2007年にドラフト1位で指名され、翌年には早くも遊撃のレギュラーを獲得。そこから先の活躍はもはや説明の必要はないだろう。
坂本勇人 06春

光星学院高―巨人07(1)
3年夏の出場組では愛工大名電の
堂上直倫、横浜の
福田永将が
中日で存在感を発揮し、甲子園不出場組の
柳田悠岐(広島商、現
ソフトバンク)も含め、多士済々な顔ぶれが日米の球界を席巻している。

※ヤ=ヤンキース、ツ=ツインズ、レ=レッズ
2006夏世代最強チーム 早実[西東京] ハンカチ王子は社会現象に
高校野球史に残る決勝戦を制し、夏の王者となった早実。センバツで8強で敗れた悔しさを胸に、西東京大会の前に合宿を敢行してレベルアップ。迎えた最後の夏では粘り強く、あきらめない野球で強豪を次々に撃破。7試合で全946球を投げ抜いたエース・斎藤佑樹(現日本ハム)は一躍時の人となった。
春[第78回大会]8強
夏[第88回大会]優勝
■2006夏・戦いの足跡
1回戦 早実 13×1 鶴崎工
2回戦 早実 11×2 大阪桐蔭
3回戦 早実 7×1 福井商
準々決勝 早実 5×2 日大山形
準決勝 早実 5×0 鹿児島工
決勝 早実 1×1 駒大苫小牧
決勝再試合 早実 4×3 駒大苫小牧