優勝するチームは、ほぼ終盤の必勝リレーが確立されていた。「勝利の方程式」は1993年に巨人に復帰した長嶋茂雄監督が、自チームの「橋本清-石毛博史」の投手リレーを指して使った言葉。その93年からチームを優勝へと導いた歴代の「勝利の方程式」を見てみよう。 ※△は左投げ。◎…中継ぎ/最優秀中継ぎ投手(1996~)、抑え/最優秀救援投手または最多セーブ投手 2005ロッテ YFKでリーグ2位から日本一
中継ぎ
薮田安彦 51試合/7勝4敗2S19H/防3.07 ↓
中継ぎ △
藤田宗一 45試合/1勝4敗0S24H/防2.56 ↓
抑え
小林雅英◎
46試合/2勝2敗29S0H/防2.58 2度目となるバレンタイン政権の05年、右の薮田、左の藤田から小林へとつなぐ必勝リレーで31年ぶりの優勝&日本一をたぐり寄せた。先発投手陣の実に6人が2ケタ勝利を挙げることができたのは、YFKの安定感も大きな要因だった。
2005阪神 勝利の方程式の最高傑作
中継ぎ △ウイリアムス
75試合/3勝3敗0S37H/防2.11 ↓
中継ぎ
藤川球児◎
80試合/7勝1敗1S46H/防1.36 ↓
抑え
久保田智之 68試合/5勝4敗27S3H/防2.12 もともとは先発だった藤川と久保田にリリーフの適性を見出し・・・
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