過去30年の受賞選手の成績から平均値を算出。どれだけの成績を挙げれば新人王を獲れるのか。ボーダーラインを探ってみた。 
2018年に受賞した東克樹(写真)と田中和基は、ともに平均値に近い成績を残していた
先発は2ケタ勝利野手は最低限平均値
過去30年における各球団のシーズン試合数は多い年で144、少ない年で130と14試合の差がある。厳密に言えばその点も考慮しなければならないのだが、今回は単純な比較での、「ここを境に新人王がグッと近づく」という週ベなりのボーダーラインとしてご理解いただきたい。その結果が、下の表だ。勝利数は先発投手のみ、ホールドとセーブは救援投手のみで算出した。

※平均値算出にあたっては小数点以下四捨五入。1998年のパ新人王・小関竜也は打率.283だが規定打席未満
先発は大方の予想どおり、2ケタ勝利超えが大きな目安となる。それでも、過去2ケタに届かずに受賞した投手がセ・リーグは4人、パ・リーグは2人いる。彼らの場合は・・・
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