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12球団二遊間事情

【12球団二遊間事情】中日・ヤクルト

 

D坦選出ベストコンビ・京田陽太(遊撃)×阿部寿樹(二塁)


【相性80%】 固定だからこそコンビネーションをさらに高めたい


■コンビの攻守バランス

2年目コンビはまだまだ発展途上


 中日の二遊間は二塁が阿部、遊撃が京田で昨年から固定されている。京田はルーキーイヤーの2017年に遊撃のポジションを勝ち取って新人王に輝いてから、その座を誰にも譲っていない。中日不動の遊撃だ。阿部は16年のプロ入り以来、出場機会を求めて内野ならどこでも守ってきたが、昨年二塁のポジションをつかんでレギュラーに定着した。

 中日の二遊間と言えば荒木雅博井端弘和のアライバコンビが有名だが、その荒木は現在、一軍の内野守備走塁コーチを務と阿部と京田の二遊間は「そつなくこなしているが、まだまだこれから」という段階。状況に応じてしっかりと考えて守ることを強く指導している。そのために必要なのはコミュニケーションであり、2年目の阿部-京田はその点で発展途上なのだろう。

 ただ、両者ともに打撃は物足りなさが残る。現在はともに.250にも達していない。それでもスタメン出場が続くのは、それを補うだけの守備力があるというよりは控えの層が薄いからだ。堂上、溝脇、根尾昂が候補となるが、力不足は否めない。2人のポジションを脅かす、打てる二遊間の出現が待たれる。

二塁/遊撃起用試合数ベスト3


※カッコ内数字は先発出場数


S坦選出ベストコンビ・山田哲人(二塁)×エスコバー(遊撃)


【相性70%】 言葉は思うように通じなくても、踏んできた場数と経験値でカバーできる


■コンビの攻守バランス

打撃も強力な“テツコバー”


 基本的には、二塁・山田哲と遊撃・エスコバーの“テツコバー”か、遊撃に西浦の2パターン。だが、山田哲は8月に上半身のコンディション不良で4年ぶりに登録を抹消されるなど、フィジカル面に不安があり不調にも陥った。エスコバーは負担の大きい守備位置でもあり、34歳ということを考慮され、ともに休養を挟みながらの起用となっている。

 2人の休養日(エスコバーは三塁でも出場)は宮本、廣岡が入る。宮本は山田哲の抹消期間中に二塁でスタメン出場し、打撃でも結果を残した。とはいえ、過去トリプルスリーを3度達成した山田哲は、打撃不調でも最大限の警戒を受け、四球をもぎ取るなど圧倒的な存在感を放っているため、宮本は控えに回らざるをえない。それでも、経験を積んで結果を出したことで自信をつけた。心強い“2番手”へと成長している。

 エスコバーは、ロイヤルズ時代の2015年にゴールドグラブ賞を受賞した堅守ばかりクローズアップされがちだが、メジャー通算1367安打の巧打も武器。日本球界でも打率.277と対応できており、“テツコバー”の打撃力はライバルの脅威となっている。

二塁/遊撃起用試合数ベスト3


※カッコ内数字は先発出場数

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