プロ野球ではこれまで、数々の名二遊間が誕生。最大の見せ場である併殺プレーでは、華麗かつスピード感あふれるコンビネーションで時代を彩ってきた。ここでは編集部が厳選した31組を紹介。 ※二遊間の年数は、同時に球団に在籍していた時期を表し、年代順に掲載。守備成績は当該ポジションでの通算成績。他ポジションでの成績は含まない
※「勝呂壽統」は1992年の登録名「勝呂博」 堅守と俊足で初栄冠
大下[右]、三村[左] 広島75〜78年
大下剛史(二塁) 成績:999試合、4567守備機会、84失策、540併殺、守備率.982 三村敏之(遊撃) 成績:930試合、3775守備機会、105失策、427併殺、守備率.986 広島入団4年目の70年に遊撃に定着した三村。一方の大下は東映時代に
大橋穣と二遊間を組み、75年にトレードで広島へ。幼なじみで、同じ広島商高出身の二遊間が完成した。打線でも一番・大下、二番・三村が機能し、同年の初優勝に貢献。2人はそろってベストナインに選出され、大下は44盗塁で盗塁王、ダイヤモンドグラブ賞も手にしている。
攻守で活躍しVの使者に
マルカーノ(二塁) 成績:1286試合、6884守備機会、162失策、897併殺、守備率.976 大橋穣(遊撃) 成績:1345試合、5458守備機会、206失策、624併殺、守備率.962 大橋は東映入団時から高い守備力を評価され、前年までの遊撃手・大下剛史の二塁コンバートにより1年目から正遊撃手となる。72年に阪急へ移籍すると・・・
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