特集第3章は現在の指揮官たちの采配がテーマ。タイプ、構想の実現力をチェックするとともに、来季、さらにその先を占っていこう。 ※記録、情報は10月11日現在。総合力は5点満点 
[2019-]
今は「超積極的野球」を貫くしかない
総合力=3 監督タイプ=温情型 現役時代は正捕手として2003、05年の優勝に貢献。
金本知憲監督の下、最下位に終わった18年オフに二軍監督から一軍監督に昇格した。この18年シーズンは二軍監督としてファーム日本一に導いたこともあって、ファンの大きな期待に拍車が掛かっての船出だった。
二軍監督時代に掲げた「超積極的野球」を一軍でも継続。走塁ミスをしてもとがめない方針を打ち出した。さらに練習でも自主性を重んじ、選手たちを信頼し、大人扱い。その成果はまずは走塁面で表れた。長年走塁には難があると言われた
阪神が、19年シーズンにリーグNo.1の盗塁数。また、投打に多くの若手を登用して選手層の底上げを図り、シーズン終盤に6連勝を飾りCS進出の3位に入った。今季も走塁面を中心に積極的野球を続けており、盗塁数はリーグ1位(65個)となっている。
一方で課題なのが・・・
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