特集第3章は現在の指揮官たちの采配がテーマ。タイプ、構想の実現力をチェックするとともに、来季、さらにその先を占っていこう。 ※記録、情報は10月11日現在。総合力は5点満点 
[2018-]
我慢の起用でチームの骨格づくり
総合力=4 監督タイプ=育成型 中長期的なチームづくりは結果に表れている。就任初年度の18年は借金22の5位に沈むも、翌19年は借金1に減らして最終盤までCS争いに参戦。今季は
ソフトバンクと優勝争いを演じ、着実に力をつけている。こうしたステップアップは“我慢の起用”でチームの骨格を作り上げたことが大きい。
種市篤暉、
岩下大輝らの若手投手を起用し続け、野手では
井上晴哉を中軸として成長させた。今季途中から四番に抜てきした
安田尚憲も昨季は我慢の一軍未昇格だった。
「中途半端に一軍に上げるより、下(二軍)で多く打席を立たせる」と井口監督は話す。
結果、ファームで本塁打&打点の2冠を獲得し・・・
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