
節目の通算250本塁打を放った中田は勝負強い打撃で勝利を手繰り寄せた
投手力 PITCHING REVIEW
チーム防御率4.02はリーグ4位。16年ぶりの4点台に落ち込んだ。先発陣は
有原航平、
上沢直之、
バーヘイゲンがチーム最多の8勝をマーク。規定投球回に達したのは有原のみだが、大ケガから復活した上沢、来日1年目で防御率3.22、奪三振率9.27 と好投したバーヘイゲンがローテーションを支えたのはうれしい誤算といえる。ただ先発6枚はそろわず、
マルティネスが2勝7敗と期待を裏切った。
強みだった救援陣の失敗も痛手となった。19年に60試合登板の
石川直也が右ヒジ手術で一軍登板ゼロ、61試合登板の
公文克彦は不振に陥った。19年、25セーブを挙げた守護神・
秋吉亮も20年は1勝2敗12セーブ、防御率6.37と不調で9月以降は配置転換。代わりに抑えに回った
宮西尚生が数々の記録を達成し救援陣を引っ張ったが、リリーフ防御率は4.00で不安定なブルペンとなった。49試合に登板した
玉井大翔は万全を期してオフに右ヒジを手術。21年は「勝利の方程式」復活なるかがカギだ。
攻撃力 HITTING REVIEW
攻撃陣はチーム打率.249でリーグ2位・・・
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