大阪から福岡、球団譲渡を経る中で、特徴的なのはカラーリングの変化だ。南海、ダイエー、ソフトバンクを代表する3つのカラーは、ユニフォームを語る上でも外せない。 南海軍(1938~44途)-近畿日本軍(1944途~45)-近畿グレートリング(1946~47途)-南海ホークス(1947途~88)-福岡ダイエーホークス(1989~2004)-福岡ソフトバンクホークス(2005~) 【Best1 1959~1968年モデル】悲願の日本一果たした南海黄金期の象徴
HOME 1959~1968 
[左]野村克也[右]杉浦忠
前年まではラインも何もないシンプルなユニフォームだったが、これに鶴岡一人監督のアイデアで太いラインを採用。ラインの幅は約2cmとかなり目立った
VISITOR 1959~1968 
村上雅則
ホーム同様、ビジターにも太ライン。グレー地のため、ラインなどに使用された濃グリーンが黒っぽくも見える。胸レターの『NANKAI』は力強いブロック体に変更
長い歴史の中で、南海と言えば、この一時代を築いた栄光のユニフォームだろう。パ・リーグ優勝は果たしながらも、日本一が遠かった1950年代。そこで鶴岡一人監督(58年までは山本)は、これまでのシンプルなユニフォームにラインを加えることにした。しかも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン