今春のセンバツ1回戦で1失点完投、2回戦では2安打完封勝利。準々決勝は8回3失点で24年ぶりの4強へ導いた達孝太。ところが、中1日で迎えた準決勝(対東海大相模高)では登板を回避。準々決勝で痛めた左脇腹が原因も、さらに、奥深い理由があった。 取材・文=沢井史 写真=佐藤真一 ![](https://cdn.findfriends.jp/img.sp.baseball/show_img.php?id=77936&contents_id=p_page_001)
193センチ右腕。大型投手は時間がかかるとされるが、中村監督の下で、右肩上がりの成長を遂げてきた
「今日は、投げられる状態でしたけれど、自分はメジャー・リーガーになるのが夢。1日でも長く野球をやりたいので、今日は無理をしなくて良かったと思っています」
今春のセンバツ。仙台育英高との準々決勝で左脇腹を痛め、東海大相模高との準決勝はマウンドに上がらず、チームも惜敗(0対2)した。冒頭は登板回避を受けたコメント。毅然とした表情が印象的だった。
「先のことを考えました。今だけを見て、痛い思いをしてまで投げて、勝つのはどうなのかな? と思ったんです。あの試合は自分が野球をしていく中の何百試合のうちの1試合。センバツだから、甲子園だからどうとかはまったく考えませんでした」
実はセンバツは・・・
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