パワフルな打撃で打線に活力を与えてくれる外国人スラッガーの存在。彼らはメジャーで主流のメーカー(2021MLB開幕時シェア/1位マルッチ、2位ルイビルスラッガー、3位ヴィクタス)を好むが、なかには日本メーカーを使う選手もいる。総じて彼らは日本人よりも“感覚”“感触”を大切にする傾向にあるようだ 取材・文=滝川和臣 写真=大賀章好、BBM 
今年からメジャー時代と同様にマルッチ[左]とチャンドラー[右]の2メーカーを使用
■素材/メープル
■長さ/34インチ(86.36センチ)
■重さ/32オンス(約907グラム)
来日2年目の今季、
オースティンは新型コロナ禍で来日が遅れ、初出場は4月に入ってからだった。ファームでの“慣らし”なしで一軍に合流すると、調整不足を感じさせない力強い打撃を披露。5月中旬からは四番に座り、交流戦では7本塁打を放ちベイスターズ打線の核となっている。
そんな“TA”(タイラー・オースティン)は、今季、アメリカの2メーカーのバットを選ぶ。ここ数年、MLBで一気にシェアを伸ばしたマルッチを昨季は使用。今年からはヤンキースのアーロン・ジャッジらも愛用するチャンドラーも使っている。
「アメリカでは・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン