新型コロナ禍が続く中、7月14日をもって前半戦が終了。終わってみれば、セ・パともに上位は混戦だ。外国人選手の合流遅れや、2年ぶりの交流戦もあった約3カ月半の戦いぶりを、各チーム振り返っていこう! 
攻守走がうまく融合し開幕ダッシュに成功!
【前半戦順位】セ・リーグ 1位
84試合 48勝 33敗 3分 勝率.593 343得点[4]、304失点[2]、防御率3.32[2]、打率.251[5]、82本塁打[4]、71盗塁[1]、57失策[6]
※成績部分の[]内はリーグ順位 先発陣が安定感抜群
巨人にゲーム差2と迫られながら首位で前半戦を終えた。貯金15は立派な数字だろう。首位の要因は、先発陣の安定によるものだ。特に今季は
青柳晃洋が成長を見せ8勝2敗、防御率はリーグトップの1.79を記録。また、
秋山拓巳も7勝4敗と3つの貯金を作りだした。さらに
ガンケルも開幕から6勝1敗という抜群の安定感を見せた。
この3人の特徴は、長いイニングを任せられ、しかも勝ち試合をつくれるところ。青柳が平均6.81回を投げ、秋山が5.90回。ガンケルも5.78回を投げ切っており、3人で14個の貯金と、チームの蓄えのほとんどを作り出しているのだ。
西勇輝、新人の
伊藤将司、そして新助っ人の
アルカンタラが、勝ち星には恵まれていないが、平均6回以上を投げており、安定した試合展開をチームに与えている。そこに、9回打ち切りの特別ルールの中で・・・
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