新型コロナ禍が続く中、7月14日をもって前半戦が終了。終わってみれば、セ・パともに上位は混戦だ。外国人選手の合流遅れや、2年ぶりの交流戦もあった約3カ月半の戦いぶりを、各チーム振り返っていこう! 
ベンチワークもうまく機能せず栗山監督の浮かぬ表情も多かった
【前半戦順位】パ・リーグ 6位
81試合30勝42敗9分 勝率.417 248得点[6]、322失点[3]、防御率3.61[4]、打率.232[6]、46本塁打[6]、39盗塁[4]、47失策[5]
※成績部分の[]内はリーグ順位 光ったルーキーの活躍
投打がかみ合わず、誤算続きの綱渡り状態だった。ゴールデンウイークを前にはチーム内で新型コロナの集団感染が判明。4試合が延期となる緊急事態に。特例措置代替選手で何とかしのいだものの、メンバーが戻ったあとも浮上することはできなかった。
低迷の最大の原因は、打線の不振にある。昨季は打点王を獲得し、31本塁打を放った主砲・
中田翔が絶不調。一向に調子が上がらず5月17日、ついに登録を抹消された。6月4日には一軍復帰するも、4日後、急性腰痛を発症してまたも二軍落ち。大砲を欠いた打線は完全に迫力不足で、チーム本塁打数46、248得点は断トツのワースト。
近藤健介、
王柏融らが健闘するも、物足りなさは否めない。希望の光は・・・
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