今、ツイッターで大バズり中のバファローズポンタ。球団マスコットではないが、ツイッターでは日々かわいらしく秀逸なイラストをアップして、ファンの心をつかんでいる。誕生と人気の裏側を、株式会社ロイヤリティマーケティングの柴田豪さんに聞いた。 取材・構成=依田真衣子 イラスト=株式会社ロイヤリティマーケティング提供 
2015年のファン感謝デーで初お披露目された[右はバファローブル]
ファンとともに成長
オリックスが勝てば大喜び、負ければ落ち込む。日々アップされるバファローズポンタのイラストツイートを楽しみにしているファンは多い。そんな「Ponta」のポイントカードサービスを扱い、バファローズポンタのツイッター運営を担当する株式会社ロイヤリティマーケティングの柴田豪さん(同社ブランディング・コミュニケーション部)に、バファローズポンタの裏側を聞いた。(文中敬称略) ――バファローズポンタが誕生したのはいつからですか。
柴田 2016年からオリックス・バファローズのキャップスポンサー(当時はキャップにロゴが入った。現在はパンツ)となったことが始まりになります。その前年の15年、11月のファン感謝デーでバファローズポンタの姿をお披露目させていただいたのが、最初になります。
――16年シーズンが開幕してまもなくツイッターを開設。アップされるイラストが話題になりました。バファローズポンタとして、ツイッターを始めた理由というのは。
柴田 企業のロゴを所定の位置に掲出するのが、通常のスポンサーとしてのあり方だと思いますが、われわれにはポンタというキャラクターがいます。ですので、ワッペンを貼るだけに留まるより、キャラクターを活用してバファローズを応援している姿勢を可視化できたらと考えました。
――ツイッター、イラストは大反響。これは予想していましたか。
柴田 いえ、まったく……。ツイッターを始めてすぐ、16年はバファローズさんがなかなか勝てず、開幕してから13試合連続で本塁打が出ないなど(この間3勝10敗で最下位に沈む)、かなり苦しんだシーズンでした。必然的にポンタが落ち込んでいるイラストも多くなり、「ポンタがかわいそう」という声が増えたことで話題になりました。ツイートを始めた当時のバファローズさんの戦績が偶発的に作用したのではないかと。なので・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン