球団最後の優勝は、阪神淡路大震災で被災した神戸に勇気を届けた1996年、ブルーウェーブ時代のリーグ連覇&日本一。歓喜の瞬間から、すでに四半世紀が過ぎた。2005年には近鉄と合併し『オリックス・バファローズ』となって以降、優勝に近づくシーズンもあったが……。激動の球団史が、“25年ぶりの悲願”を物語る。 
地元・神戸で悲願の日本一を遂げた1996年。栄冠は、この年から遠ざかる
主力流失と補強
『がんばろうKOBE』を掲げ、前年(1995年)に叶わなかった「神戸のファンの前での胴上げ」を果たすべく、96年にリーグ連覇と日本一を神戸で決めた。打線の軸には
イチローがおり、97年はV逸もAクラス。前身の『阪急ブレーブス』から続く強豪球団としてパをけん引した。
オリックスの歴史
1996(優勝) リーグ連覇を遂げ、日本シリーズで
巨人を下して日本一に
1997(2位) パ5球団に勝ち越しながらも、無念のV逸
1998 8月から反撃開始。終盤に・・・
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