
投手陣の強化が課題のDeNAだけに期待も大きい。まずはプロの水に慣れることだ
高2で152キロを計時 成長を続ける右腕
前評判から“1位指名確実”と言われていたとはいえ、いざドラフト会議が始まると「本当に指名されるのかな」と不安で仕方なかったという。当日の朝の様子を母・優佳さんはこう振り返っていた。
「いつもどおりにご飯を食べて、いつものように振る舞っていましたけれど、いつもより口数が多くて自分で何とか緊張をほぐしているようだったので“緊張しているんだな”ってすぐに分かりました」。
会見での第一声が「ホッとしています」と話したのも頷ける。朝からいつものように授業を受け、6限目の体育の授業はバレーボールだった。
「本当は……(会見前に何かがあると怖いため)無理な動きはしないようにと思っていましたが、普通に授業を受けました。朝起きてからあっという間でした」と“特別な1日”を振り返った。そのとき見せた笑顔は、確かに力が抜け切った安堵(あんど)の顔だった。
最速152キロをマークしたのは・・・
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