2021.10.23@東京ドーム 
10月23日の東京ドーム最終戦後に引退セレモニー。ファンに感謝を述べるとともに、若手へのゲキも忘れなかった[写真=榎本郁也]
困ったときのカメちゃん
まだ早い。東京ドームのスタンドから、そんな声が漏れるほど、惜しまれながらの引退となった。10月23日、2021年の東京ドーム公式戦最終戦(対
ヤクルト)終了後、
巨人一筋で17年間プレーした
亀井善行の引退セレモニーが行われた。同日の試合では5回裏、一死満塁の好機に代打で登場。すっかりおなじみとなった登場曲『春色。』(ハジ→)が流れる中、打席に向かう背番号9に温かい拍手が送られる。この3月まで同僚だった
田口麗斗と対峙(じ)し、三ゴロ(ホーム封殺)に倒れはしたが、全国の巨人ファンが一塁までの全力疾走を目に焼き付けたことだろう。
原辰徳監督の計らいで6回、一度、守り慣れた右翼の守備位置に就き、右翼スタンドにあいさつ。直後、交代を告げられ、グラウンドで仲間たちと、最後は一塁ベンチ前で原監督と強く抱き合った。
突然の引退発表は21日。理由は・・・
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