投打ともに戦力バランスが整う両球団。最大の注目は第1戦の先発が濃厚な両エース対決だろう。いかに相手投手を打ち崩し、どう相手打線を料理するか──。2戦目以降の先発も予想しつつ、シリーズの戦い方を展望しよう。 
二番・宗の勢いを止め、無走者でクリーンアップを迎えたい
【対B投手陣】いかに出塁するか
ヤクルト打線が苦手としているのが、“本格派右腕”と呼ばれる投手たちだ。
巨人・
菅野智之(今季の対戦防御率:0.39)、
広島・
森下暢仁(同:1.18)ら。しかし一方で、
阪神の
高橋遥人(同9.00)には2勝、
中日・
大野雄大(同4.50)に1勝など、左腕を得意としている。
そのため、
オリックス投手陣で注意すべきは、やはりエースの
山本由伸だろう。それでも、今年5月の交流戦では二死から四球、3連打で山本から2点を奪っている。失投が望めないだけに、長打と足でチャンスをつくりたい。
オスナらも盗塁を試みるほど、次の塁を狙う姿勢は徹底されているだけに、いかに出塁するかがカギになってくるだろう。
得意の左腕では・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン